小坂井さんの新刊。
意を強くさせられる本だ。
「世界は夥しい関係の網から成り立ち、究極的な本質はどこにも見つけられない。しかしその関係こそが堅固な現実を作り出す」。
知覚レベルでさえも関係でしか成立しないのだから(例、色は単独では存在しえない)、認知レベルであれば、なおのこと。
これまでバラバラだった「知識」に糸をとおしてくれるのもありがたい。
はっとさせられる引用も多い。
「忘却と歴史的誤謬が国民形成のための本質的要因をなす。したがって歴史研究の発展は国民にとって危険な試みなのである」(ルナン、1992)。
仙台駅。お土産階は三全が行列。レストラン階は青葉亭が行列。今日もUターンラッシュ。
2013/08/16
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
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■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
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『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...