2013/09/26

ある4年生

しばらく顔を見せなかった4年生が「卒業制作・卒業論文」の相談でやって来た。

2月頃、「制作」をやりたいと言っていた学生だ。途中、紆余曲折があり、「論文」にしようか迷っていた時期もあった。が、結局「制作」で行くことにしたと言う。テーマに関する本も持ってきた。

報告を聞いてホッとした。やりたいことが、時間はかかったものの、見つかったからだ。ラストスパート!

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...