2013/11/19

卒論の進め方7:テーマ設定のレベル

卒論(ないし小研究)のテーマは小さいものに限る。壮大なテーマはやってもつまらない。なんとなく結末も想像がつく。出てくる言葉も地に足がついていない。読んでも空しさだけが残る。そもそも、卒論で壮大なテーマなど、できっこない。

名前を例にとると、「名前の流行と社会状況」。

やっている人も楽しいだろうか、と思ってしまう。

小さなテーマにしよう。

例えば、「自分と同じ名前の人は自分と同じように感じているのだろうか、自分の名前に対して」とか。

これは自分にしかできない。やってみないと結末はわからない。自分にも返ってくるテーマだ。

小さいテーマにすると、使われる言葉も「固有名詞」が必然的に増える。

小さいテーマを突き詰めると、大きなテーマにたどり着く。

大きいテーマを追求しても、大きなテーマにたどり着けない。

「神は細部に宿る」とも言う。

身近なテーマがいい。

小さいことはいいことだ!


※「について」で終わるテーマは調べごとで終わる。

2019年7月14日改訂