2013/12/12

武蔵小山と戸越銀座の間

星薬科大学訪問。

本館は壮観だ。3階までの巨大スロープと壁画(このスロープは新館にも採用されている)。そして、大講堂。星形ドームにステンドグラス。

本館が空襲を「免れた」理由を教えてもらった。米政府の情報収集はきめ細かい。創立者の背景や行動、本館の建設経緯まで把握しての決定だからだ。

さて歴史資料館。
創立者の星一。独自の制服に黒の蝶ネクタイ。髭と合っている。
展示物に名前関連の資料がいくつかあった。左の写真もその一つ。
長男の星新一の本名は親一。星製薬の標語「親切第一」から付けられた(弟は協一、「協力第一」から)。

父親の幼名は佐吉。20歳になったとき、「一」と改名。日本一、世界一を目指していた彼は、「この名前を気に入っていたと思われる」。

星薬科大学の父母会「揺籃会」は教育ローンの利用者に利子補給をしている。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...