2014/01/21

S先生の最終講義

最終講義ツアー、今年度の第1回は立正大学の斎藤先生。

題して「古稀の記:心理学を楽しむ」。
爆笑の90分。

学生に向けて強調されたのは、縦のつながり。
「私は先輩から何度もチャンスをもらった」。
ボクも同じだ。
そうしたつながりを作りやすくする仕掛けとして、「心理学サークルを発足させることにしました。私は名誉顧問」。
所属学科は開設3年目。

斎藤先生の著書はざっと300点。
著書の表紙には、大学名と学部名も載せてもらっている。テレビに出演した際は、必ず学部名まで出すようにしてもらっていた。
表紙や番組を大学の広告に変えていたのだ。地道な努力だ。

※最終講義の一部は、紀要で読める(『立正大学心理学研究年報』と『紀要(立正大学心理学研究所)』)。表題は、その合本抜刷のタイトル。

最終講義は、定年退職で、かつ希望する者という2つの条件をクリアしないと実現しない。得難い機会だ。

エレベータを待っていてると、不思議な数字が目に入った。
一瞬、目を疑った。
「−1」
いまカーゴは地下1階に止まっているらしいのだが、B1ではない。
液晶表示が壊れている風でもない。
他の階でも、同じように表示されたからだ。
検索したら、海外ではよくあるらしい。
http://www.youtube.com/all_comments?v=hUF5fFP9MHg

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...