今日は今年度最後の学部教授会。
夕方、定年退職者の送別会を開いた。いつものホームパーティ風。
世田谷通信ケーブル火災(1984年11月)の調査以来の人、採用面接時に学部長だった人、知人のいる大学から移ってきた人、ボクとキャリアパスの似ている人、と4名が参加してくれた。
最後のあいさつで、4月以降の予定を披露してくれた。桜前線とともに日本縦断、釣り三昧、研究生活……と三者三様。ボクは、桜を追ったこともないし、釣りは小学生の頃やっただけ、研究は既に遠のいている。
知り合いの発達心理学者曰く「老後は人生の成れの果て」。だから、ボクは上のどれもやれそうにない。あるいはまだ間に合うだろうか。
3年前の送別会は3.11で、流れたままだ。
2014/03/14
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
-
バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
-
■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
-
『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...