2014/03/14

来し方行く末

今日は今年度最後の学部教授会。
夕方、定年退職者の送別会を開いた。いつものホームパーティ風。
世田谷通信ケーブル火災(1984年11月)の調査以来の人、採用面接時に学部長だった人、知人のいる大学から移ってきた人、ボクとキャリアパスの似ている人、と4名が参加してくれた。
最後のあいさつで、4月以降の予定を披露してくれた。桜前線とともに日本縦断、釣り三昧、研究生活……と三者三様。ボクは、桜を追ったこともないし、釣りは小学生の頃やっただけ、研究は既に遠のいている。
知り合いの発達心理学者曰く「老後は人生の成れの果て」。だから、ボクは上のどれもやれそうにない。あるいはまだ間に合うだろうか。

3年前の送別会は3.11で、流れたままだ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...