2014/08/28

寛容社会たれ

ヤマザキマリさんの『男性論』。
おもしろい。
歴史上の数々の理想の男性をとりあげながら、たとえば、古代ローマ遺跡に執心していたラファエロに「ポンペイを見せてあげたかったかな」とか(彼は発掘が始まる前に亡くなってしまった)、「わたしの漫画をラファエロに見てもらえたら」とか。
大昔の人物をこんなふうに見ることもできるのか。
ボクも惚れた人のことをいろいろ調べてみようか。


フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...