10時半から「大倉喜八郎 進一層館」の竣工式。
旧図書館を改装。その図書館は1968年日本建築学会賞作品賞。居心地のよい空間だった。広々とした館内からは緑がよく見え、別荘地にいるような気分だった。
設計は前川國男に師事した鬼頭梓。東経大図書館は独立後最初の仕事。受賞を機に、彼のもとには図書館の設計依頼が舞い込むようになる。日野市立中央図書館も有名。
改装後の建物の一画に大学史の展示コーナーができた。ここだけ時間の流れが違う。歴史コーナーがあると落ち着いた雰囲気になる。
2014/10/18
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
-
バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
-
■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
-
『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...