2014/11/02

伝えるくふう

今出川から出町柳に向かって塀沿いを歩いていた。
(脇を、「ここが御所だよ」と言いながら、同志社の方向を指差しながら二人連れが通り過ぎる。反対側だよと言いたくなるのを抑えた)
目の前に人だかりがしている。
看板を見ると、冷泉家の特別公開。
見てみたい。
でも、ここで寄ると、当初の用事が果たせない。
どうしようか。
結局、本来の用事は別の日にすることにし、入った。

室内の木の色がきれいだ。
若い人がパネルを見せながら解説してくれる。簡潔かつ文字で確認できるので飽きない。
室内の明るさ加減がいいのだが、照明は、どこまで意識して保存、管理されているのだろう。

そのあと、京田辺へ急いだ。津田さんの講演会

大ぶりの字、地の文は黒で、強調文字は赤というスライド。文字はクリックごとに1行ずつ。シンプル。話し方もゆっくり。伝わりやすい。いま作っている学部20周年記念ポスターへのヒントも得られる内容だった。

終了後は、情報文化学部の保護者向け懇親会とか。学祭との組み合わせはありかもしれない。


観光案内所に、本日はホテル、旅館、民宿 すべて満室ですとの張り紙。
ここは京都、しかも連休。


フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...