『やなせたかし 明日をひらく言葉』
『何のために生まれてきたの?』
どちらもPHP刊。同社との結びつきは、「アンパンマンも、やさしいライオンも、その原型は雑誌『PHP』かがはじまっている」から、とか。
93歳の著者曰く、「人生の最大のよろこびは何か? それはつまるところ、人をよろこばせることだと思った。『人生はよろこばせごっこ』だと気づいたとき、とても気が楽になった」。
『アンパンマンの遺書』も読んでみよう。原稿締切は11日。
◆
南日本新聞の広報号外が出た。「川内原発、全国初 再稼働知事同意」
「鹿児島県の伊藤祐一郎知事は7日、臨時県議会の本会議後に記者会見し、九州電力川内原発1、2号機の再稼働について『やむを得ない』と述べ、同意を表明した」。誰が喜ぶのだろう。
「やむを得ない」という言い方は、もちろんずるい。 「決めたのは私ではない。周りだ。だから私に責任はない」と同義だ。政治家に共通した責任たらい回しの言い方でもある。