2015/01/03

三が日2015

結局、年賀状は元日に書く。昨年の年賀欠礼で、習慣がリセットされたからかもしれない。かたや賀状が早々に届いた。7時台に配達されたようだ。寒い日の早朝出勤に頭が下がる。

全国京都会議(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7783.html)に参加していない小京都の一つ、寺町通り(http://www.tera-machi.com/tera/)へ初詣に行った。
千歳烏山駅から久我山駅に向かう一画に寺院の集まっている場所があり、弁天島のあるお寺(高源院)もあれば、旧鍋島侯爵邸を移築した妙寿寺もある。善光寺や浅草寺のように初詣仕様かと期待していったのだが、どこも開門のみで、ふだんと変わらない。これでは初詣にならないというので(笑)、あらかじめ頭に入れておいた久我山稲荷神社(http://k-g-y.sakura.ne.jp/)へ。もう夕闇迫る時間帯で、境内はガランとしている。電灯の明かりがいい。

見逃していた「世界の果ての通学路」(http://www.sekai-tsugakuro.com/)が放送された(http://www4.nhk.or.jp/P3313/)。ケニアのジャクソン(きょうだい)、アルゼンチンのカルロス(きょうだい)、モロッコのザヒラ、インドのサミュエル(きょうだい)、が登場する。通学時間もスピードも半端ではない。15km2時間、18km1時間半(馬で通学)、22km4時間(全寮制、週1度帰宅)、4km1時間半(車いす)、いずれも片道。命がけでもある。ボクの常識をはるかに超える通学だ。同世代といっしょに学ぶ楽しさ、教育の重要性を知っているから、かれらは通学し、親は送り出す。11歳から13歳のかれらの夢は、大空から大地を見たいとパイロットを、病気の人や困っている人を救いたいから医師、カルロスは獣医志望。

「怪しい彼女」(http://ayakano-movie.com/)を見る。題名からはうかがえないが、原題(英語)を知ればある程度、内容がわかろう。Miss Granny、ミスおばあさん。主演のシム・ウンギョンがいい。気持ちよさそうな歌いっぷりには、引き込まれる。歌って踊れる役者。のだめの主人公にいいね、と言ったら、昨年、韓国版のだめで演じたらしい。
映画は笑える場面の連続だが、そこは監督ファン・ドンヒョク。韓国の歴史、家族の問題、現代社会の問題もきちっと描かれている。

挿入歌 4曲(懐メロ)
謝辞:t_arirangさんのブログ「アリラン峠の石神」にリンクを張らせていただきました。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...