2015/07/31

猛暑の大手町散策

大手町サテライトの帰り道、思い出して「河鍋暁斎」展に寄った(三菱一号館美術館、写真は館内の階段)。暁斎はキョウサイと読む。
展覧会の正式名は「画鬼・暁斎—KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」。

有名な「鳥獣戯画 猫又と狸」は、猫又の鬼気迫る表情に逆に引き込まれてしまう。猫又の部分が切り取った紙に描かれていて、これもそれに貢献している。

暁斎は絵日記も書いていて、それが山口晃の「すゞしろ日記」を彷彿とさせる。時間順で言えば、逆なのだが、タッチといいセンスといい、似ている。
家人が那須のナスを買ってきた。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...