2015/11/14

卒論の書き方13:彼/彼女

ときどき、He/Sheの流用で、「彼や彼女」とか、「彼らないし彼女ら」(英語ではどちらもThey)という表現を見かける。気にならないだろうか(英語でも気になる)。

性を意識(プライミング)させたいのであれば別だが、そうでなければ性以外のカテゴリーを使う。人々でもいいし、若者でもいい。学生でもいいし、市民でもいい。

「彼」が男性をイメージさせるのであれば「かれら」と書くとか。



パソコン上の辞書には、「彼」は「明治期まで男にも女にも用いた」とある。その後の経緯が気になる。

2019年7月14日改訂