2016/01/03

木皿泉さん

2日に見た番組は「富士ファミリー」。
シナリオが木皿泉さん(和泉努・妻鹿年季子夫妻)

「NHK総合で放送された新春スペシャルドラマ」

一番おかしかったのがマツコロイド

子供たちに見捨てられるのではと心配している笑子おばあさん。亡くなった次女の夫(日出男)と一緒に歩いていると、トンネル内で鎮座するマツコロイドに出会う。

マツコロイドから「ちょっと助けてもらえませんか」と声を掛けられ、会話が始まる。軽トラックの荷台から転落したと言う。さらに自己紹介が続く。
「介護されるロボットです。介護するロボットではない」。

笑子「迷惑をかけるだけなら意味がないと思う」
「わたし、ここにいてもいいんですか?」
マツコロイド「ていうか、もういるし」
涙ぐむおばあさん。

マツコロイドはこんなことも返してくれる。
「意味があろうがなかろうが、すでにわたしたちはここにいる。そのことのほうが重要なんじゃないかしら」。

さらには、
「機嫌よく暮らせればそれでいい」

もうセリフの域を超えている。
木皿さんの気持ちでいっぱいになった。
 数日後、読んだ木皿さんのカゲロボ日記「波」2015年12月号が、ちょうど、このドラマ関係の内容だった。書き始めるまでに時間がかかっている。日記には塩こん部長パンも出てくる。おいしいらしい。