2016/03/08

戻ったら花粉症

工学系の大会の様子見で沖縄に行っていた。

分野が違うと、ことばの用法が違う。
先行研究(precedent study)が「既往研究」。
既往と言えば既往症。これしか浮かばない身には違和感がある。
Googleで調べたら、「既往研究」約 538,000 件、「先行研究」約 809,000 件。「既往」、意外に多い。

分野が違うと、所属の表記内容が異なる。
タイトル画面で名前に添えられるのはもっぱら所属研究室。大学名の表記はない。
誰の研究室にいるのかが重要なのだろうか。

分野が違うと、使われることばが違う。
途中途中で、「小結」という2文字が登場する(画面にあっただけなので、読み方もわからない)
とりあえずの結論(小口の結論?)という意味なのだろうか。辞書に載っていない。

次回、発表する予定でいるが、先行研究、大学名あり、「結論」でやってみようか。
あちこち巡るなかで、公衆トイレで子供用便座をよく見かけた。沖縄県は出生率全国1位、1.88人(合計特殊出生率=1人の女性が一生の間に産む平均子ども数の推計値。15 歳から 49 歳までの年齢別出生率の合計。合計特殊出生率が人口置換水準(2.07)を下回ると長期的に 人口は減少する)。

ブラタモリがちょうど那覇を扱っていて、たまたま、その撮影ルートの近くガーブ川周辺)で道を尋ねたら、番組にふれながら、詳しく周辺を説明してくれた。タモリ気分。テレビではふれられなかったが、その界隈は再開発が進んでいる。行くならいまのうち。
羽田空港の濃霧で予定便が欠航。3時間遅れで帰着。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...