子ども時代の場所を訪れる祖母と、彼女の思い出を共有しようとする孫。出会った頃を思い出し再起を図る両親(郵便局を定年退職した父と教師の母)と、父を支える子。好きになった女性(祖母を通じて再会する)が自分と同じ経験をするという不思議。
- ジャン=ポール・ルーヴ監督演ずるホテル経営者がいい。目が温かい。
- 最後に流れるBerryの挿入曲(幸運)がいい。すべては、この曲のためにある。と言い切ってしまうと、それまでがおまけのようになってしまうので、あまり強調はしない。
- 登場人物の数だけ主人公がいる。
邦題の解答は原題というしかけ。
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フランス語のsouvenirは思い出なのに、英語になると「もの」になる。「本人が出来事、旅などを思い出すきっかけとなる品」。