左は目白駅構内、右は明日館ホール。
目白駅の写真はエスカレータの案内板を撮りたくて写したもの。帰ってから見たら、明日館の雰囲気に似ている。
屋根(天井)、そしてステンドグラスのようなガラス窓。そっくりだ。明日館の最寄り駅だからだろうか。どこかに大谷石を使ってくれたら、きょうだいのよう。いまの駅舎は2000年に改築している。
明日館の教室では、日本の学校初と目される緑の黒板の紹介があった。緑はロイドの選択か。写真でわかるように、壁に埋め込まれ、枠が長押のように見える。建物の完成、と同時に開校したのが1921年。関東大震災の直前だった。
当時の自由学園の規模は手頃。最初は、普通科26名(小学校相当?)、翌5月に高等科59名が入学している。
遠藤新の建物を見るのは葉山についで2つめ。
学校は毎日を過ごす空間。使い勝手にも視覚的にも快適に越したことはない。室内は木が多く使われていて、落ちつく。什器類もオリジナル。
意外だったのは、写真で見るよりも何重にも小振りなこと。施設の天井は高いものと思いこんでいるからだろうか。明治村で帝国ホテルを見たときもそうだった。ミニチュアかと思うほどの大きさだった。天井が低い。
2016/09/03
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
-
バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
-
■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
-
『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...