2016/11/06

関東小旅行


この用事(左写真)で群馬大学へ。趣旨は、社会情報学徒へのメッセージ伝達。今回は、キャンパスのある前橋という地名に「橋」が含まれていることも幸いした(地元の人は、前橋を訪れることを「来橋」と言う)。広瀬川にかかる橋の多さも。この数年、コミュニケーションを橋にたとえているのが気に入っていて、前橋は格好の場所。

 前橋は1年ぶりなのだが、今回も高崎線のトラブルに見舞われた。前回と同じパターンで、新幹線で行く羽目になった。JRは、なかなか高崎線くだりを使わせてくれない。

大宮タカシマヤのバラ矢印

 今回は大宮に寄ってからの旅程。さいたまトリエンナーレ矢印の企画展示があったからだ。

 企画者は、長島確+やじるしのチーム。長島さんは「なかしまかく」と読む。市民が作った矢印をかれらが撮影に出かけ、その写真を展示するというもの。パンフレットに、矢印の着想は、太田省吾の「↑(やじるし)」シリーズから得たと書かれている。

 会場は大宮駅前のタカシマヤ。6階から8階までの階段の壁に、それらが貼られている。キャプションがほとんどないので、見る人が矢印を発見する。ニューズレターが置いてあったらしい。係りの人に「品切れで申し訳ありません」と言われて知ったのだった。「また来てくださいね」。そもそも展示自体も最終日の11/20まで進行中。

 週末は水戸ツアー。廃墟の多さにビックリ。(お約束の、かな?)みと肛門クリニックもあった。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...