2019/07/29

「日米地位協定は日本とアメリカの協定

だから、皆さんにもかかわりのあることなんです」

新潟県の苗場スキー場で開かれたフジロックフェスティバル。最終日の7月28日、玉城デニー沖縄県知事は津田大介や元山仁士郎、YOHとのトークショーで「日米地位協定は沖縄とアメリカの協定ではない」「これ以上、子供たちに米軍基地を押し付けることはできない」と語った。

後半、知事はギター片手に「雨を見たかい?」(CCR)と「見張り塔からずっと」(ボブ・ディラン)を歌い上げた。

名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する民衆の思いは、急逝した翁長雄志前知事の遺志を継いで玉城氏が当選した昨年9月の県知事選、今年2月の県民投票、4月の衆院沖縄3区補選、フェスティバル一週間前の参院選と、四回続けて爆発。前知事の埋め立て承認撤回を無視し続ける政府。沖縄県民の矛先は基地を押し付け、その痛みに「寄り添う」ことを拒否する政権、そして本土の人々に向けられている。玉城知事の訴えと歌声は、日本に住む大勢の人に向けられた。

今度は私たちが答える番だ。

琉球新報から
「フジロックに玉城デニー沖縄県知事が出演、ギターでボブ・ディラン演奏も。「沖縄」をテーマにトーク」【動画付き】
https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-962125.html

「フジロックに出演した玉城知事、ボブ・ディランの歌詞を替え「辺野古」歌う」
オリジナルの「Plowmen dig my earth(農民が俺の土地を耕す)」の部分を「Statesmen landfill my Henoko shore(政治家が俺の辺野古の浜を埋め立てる)」と言い換え、沖縄の現状を訴えた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-962533.html


フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...