イチロー氏が教師となり、子供たちの質問に答える「おしえて!イチロー先生」で、こんなやりとりがあった(SMBC日興証券提供の動画)。
黒板に「いちろー」と書きながら、「ひらがなで書けば、『う』です」。
その前は何か知ってる?
(生徒たちから「鈴木」と返ってくる)
おっ、知ってるね、最悪でしょ、鈴木イチローって。
鈴木って2番目に多いのかな、日本の。
(1番目はなんですか、と聞かれ)
佐藤じゃないかな。
鈴木でイチローは最悪なんですよ。親を憎みましたよ、僕は。
(生徒から、鈴木一郎という例の名前を見たことがありますと発言)
だから嫌だと言ってるの。そういうものにもういっぱい出てくるでしょう。だから嫌なんですよ。そんな傷口に塩を塗るようなことを言わないで。
(生徒から、なりたい名前、名字も含めて、と質問)
これは皮肉なもので、これはイチローだったから、みんなに覚えてもらえたというのもあるんだよね。一番簡単というか、なじみが日本の中ではね。イチローというのが多いでしょう。だからカタカナなんだけど、(教室に貼ってある時間割をさしながら)あの時間割のあれなんだけど。だから、あれが違う名前だったら、覚えてもらえたかな思うから、だから今は結果的にはね、よかったなと思っている。
(生徒からの質問。「ジローとイチローとタローだと?」よく聞き取れず??)
ジローとイチローとタローだと、僕はイチローなんだけど、次男なんです。長男ではないの、次男なのね。それはちょっといいなと思う。
■
Wikipediaに「一朗」の由来が載っている。
二人兄弟の次男だったが、祖父「銀一」から「一」の文字を取り「一朗」と命名された。イチローと兄に限らず、祖父「銀一」のすべての孫の名に「一」が付けられている。
こう書かれると、つぎはなぜ祖父の名前から一文字取ったのかが気になる。好奇心はキリがない。
■
スターの場合、名前は商品だ。覚えやすさ、単純さは重要だ。一朗はイチローになった。ただし読みだけのようだ。実際、彼が書いたのは「いちろー」だった。見慣れないので新鮮。
