【ニューヨーク=共同】
当地で開催中のテニスの全米オープンで、大坂なおみ選手の口元に注目が集まっている。
入場時などに人種差別に抗議する意味を込め、警官による過剰な暴力や銃撃に遭った黒人被害者の名前入りマスクを着用。決勝までの試合数に合わせ、7枚のマスクを用意し「(被害者数に)十分じゃないのが悲しいところ。決勝までに全てを見せられたら」と活躍を誓う。
1回戦 8月31日 Breonna Taylor
ブレオナ・テーラーさん(26歳、女性)。医療従事者、動物とバイオリン演奏が好きだった。
2回戦 9月2日 Elijah McClain
エライジャ・マクレーンさん(23歳、男性)。ベジタリアンで、シェルターの猫たちにバイオリンを弾いて聴かせていた。
「世界中の人にマスクを見てもらい、名前を調べて、その人のストーリーや背景にあることを知ってもらいたい」。
3枚目のマスクを披露する3回戦は4日(日本時間5日)に行われる。
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「大坂なおみ〝マスク七変化〟は今回限りか。本来ならメッセージ発信は禁止事項」
今大会では、実は特例が設けられており、全米テニス協会(USTA)の大会公式サイトでは「今年はBLM運動が再燃したことで、我々の取り組みは大きく緊急性を帯びてきた。USTAはいかなる人種差別や不正にも揺るぎなく立ち向かう」とうたわれ、選手の着衣の表現に関しては制限を取っ払っていた。
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人数は、そこで止まってしまう。名前であれば、そこから先に行ける。
