稲垣 勉・上原依子 (2018). 潜在的自尊心の指標としての「名前の選好」—潜在連合テストとの相関関係からの検討 鹿児島大学教育学部研究紀要(人文・社会科学編), 69, 143-153.
https://core.ac.uk/download/pdf/159517556.pdf
本研究の目的は,Gebauer, Riketta, Broemer, & Maio (2008) によって潜在的自尊心の一指標と して提案されている「自身の名前の選好」が,日本でも使用可能かを検討することであった。40 名の男女を対象に,名前の選好尺度と Implicit Association Test (Greenwald, McGhee, & Schwartz, 1998),顕在的自尊心尺度の関連を検討した。その結果,名前の選好尺度得点は,顕在的自尊心尺度得点と正の相関が有意であった (r = .33, p < .05)。男女別に相関関係を確認すると,男性でのみ,名前の選好尺度得点と IAT 得点との間に有意な正の相関が得られた (r = .46, p < .05)。
中山真孝・齊藤 智 (2015). どうか名前で判断しないでください—名前の印象判断に項目内音韻類似性と音素配列頻度が与える影響 認知科学, 22, 456-462.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/22/3/22_456/_pdf/-char/en
音韻的に類似した名前(語内の母音がすべて同じ。e.g., カマラナサ)、また音素配列頻度の低い名前ほど、その名前の人物がネガティブに判断された。