2021/03/18

ただでお寿司を食べるためだけに

台湾スシロー「サーモンさん無料」に改名者続々
 2021/03/17(台北、台中中央社)

 回転寿司チェーン「スシロー」の台湾法人が氏名に「鮭魚」(サケ)が付く人の食事代を無料にするキャンペーンを打ち出したの受け、改名する人が相次いでいる。

 中部・台中市の民政局によれば、17日正午までに15人が「鮭魚」が入った名前への変更を申請したという。この話題の盛り上がりに乗じ、南部の各県市の首長はフェイスブックで地元の海鮮の自慢合戦を展開し、来訪を呼び掛けた。 

 台湾スシローはサーモンフェアの実施に合わせ、17、18日の2日間、氏名に「鮭魚」(サケ)が付く人の食事代金を1テーブル無料にするキャンペーンを実施。15日に実施を発表すると大きな注目を集めた。 

 台中市によれば、17日午前8時ごろ、西区戸政事務所(戸籍業務を担当する役所)では女子大生から「郭鮭魚丼飯」への改名申請があった。対応した職員が改名の動機を尋ねたところ、「寿司店のキャンペーンのためで、家族は改名を知らない。後でまた元の名前に戻す」と答えたという。 

(略)

 内政部(内務省)は同日、フェイスブックで、名前変更の上限は原則的に1人3回であることを紹介。自分の名前を大切にし、戸籍事務の資源を無駄遣いしないよう求めた。国民身分証の更新には50台湾元(約193円)の手数料がかかる。

「「ただ飯」目当ての改名続出 回転ずしのキャンペーンで」
 2021/03/18【台北時事】

 台湾で日系回転ずしチェーン「スシロー」を運営する会社が、人気すしネタのサーモンの中国語「鮭魚」が氏名に含まれる人を対象に、飲食代を無料にするキャンペーンを打ち出したところ、「ただ飯」目当てに改名する人が続出し、話題となっている。地元紙・リンゴ日報の集計では、18日午後までに台湾全土で332人が改名したという。

 キャンペーンは17、18の両日実施。名前に「鮭魚」の2文字が入っている人がいれば、6人を上限に無料で飲食できる。時間は1時間で量の制限はない。改名した人のほとんどは若者という。

 台湾では3回に限り、比較的容易に氏名を変えられる。インターネット上では「こんなことで改名するなんて信じられない」(40代女性)など批判的意見が噴出。内政部(内政省)は「改名には社会的コストがかかることも忘れないで」と軽率な行動を戒めるよう呼び掛けた。

 スシロー側は「改名した人がいることに驚いたが、当店へのご愛顧に感謝している」などと話している。 


 台湾は改名のハードルが低いことで知られている。改名理由の審査があるのか不明だが、もし事由の審査があるのであれば、この理由でも改名を認める台湾はおもしろい。それにしても、スシローも人騒がせだ。