2025/02/12

命名を間違えると、その子の人生を狂わせる

内藤誼人さんが『「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100』で紹介していたデイビッド・フィグリオの研究。

David N. Figlio (2007) Boys named Sue: Disruptive children and their peers. Education Finance and Policy, 2(4), 376–394.

DOI: 10.1162/edfp.2007.2.4.376

原稿:https://www.researchgate.net/publication/5185994_Boys_Named_Sue_Disruptive_Children_and_Their_Peers


以下は、抄録のGoogle翻訳。

本稿では、秩序を乱す生徒が仲間の行動や学業成績に与える影響を推定するための、珍しい識別戦略を提案する。一般的に女の子に付けられる名前を持つ男の子は、年齢を重ねるにつれて非行に走りやすくなる可能性があるため、学校で差別的に秩序を乱すようになる可能性がある。小学校では、名前と男の子の行動に関係はないが、中学校に進むと、女の子に関連する名前を持つ男子と他の男子の間には行動に大きな差が現れる。男子の名前を操作変数として使用し、1996~97年から1999~2000年までの学年度におけるフロリダ州の大規模学区の名前、クラス割り当て、行動上の問題、生徒のテストの成績に関するデータを活用して、教室での秩序の乱れが仲間のパフォーマンスに与える影響を直接測定した。行動上の問題は、仲間の規律上の問題の増加や仲間のテストの成績の低下と関連していることがわかった。これは、生徒の秩序を乱す行動が仲間に悪影響を及ぼすことを示している。

「大人で名前にコンプレックスがある人は改名を検討しよう」と内藤さん。