2011/01/17

研究会のご案内:よそおい研究の挑戦

コメント、いったい何を言えばいいのか、何が飛び出すのやら。


「2011年よそおい研究の挑戦」
・日程:2011年3月15日14:00~17:00
・場所:武蔵野美術大学・新宿オフィスRoom B(JR新宿駅西口から徒歩5分)
・登壇者:木戸彩恵(京都大学)、鈴木公啓(東京未来大学)、矢澤美香子(早稲田大学)、荒川歩(武蔵野美術大学)
・指定討論者:川浦康至(東京経済大学):社会心理学の観点から、東海林麗華(山梨大学):質的研究と発達心理学の観点から
・企画趣旨:本企画の主題は2つある。
 1つは、装い選択過程の質的研究の報告であり、装い研究に新たな方向性を見出すことが期待されるものである。その2は、装い研究の基礎理論である。
 第1の主題に関して、これまで装い研究は、主に調査による量的な研究がおこなわれてきており,質的な研究は少なかった。。そのため、変わりゆく時代の中で、どのような服が流行しているということは統計的に明らかになったとしても、個人個人がどのように服装を選択しているのかについては明らかになっているとは言えない。そこで、本企画では、インタビュー調査をもとに、服装を選択している過程について報告する。
 第2の主題に関して、装い研究は、研究報告数に比して、根底となる基礎理論に乏しく、理論的な蓄積が困難であった。本報告では、装いの機能という観点で,装いの心理モデルを構築し,その説明に使える既存理論を同定する。まだ十分なものではないが、たたき台として、装い研究の発展のために資することを目指す。
・主催:日本心理学会よそおい・しぐさ研究会

・参加費無料(要事前申し込み)
・問い合わせと申込:荒川 arakawaあっとmusabi.ac.jp (あっとを置き換えてください)


ご参加をお待ちしています、とのことです。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...