ウメサオタダオ展を見に、国立民族学博物館に行って来た。
今回の収穫は、彼が日記にふれていることを知ったことだ。岩波新書『知的生産の技術』(1969年刊)の中に「日記と記録」と章がある。この本は読んでいたにもかかわらず、すっかり忘れていた。その章のアイデアの元になったらしいカードが展示されていた。
「日記と記録 正反対かもしれない」
みんぱくへは久々に行ったのだが雰囲気が一変していた。触れる展示が売りだったはずなのに、そういう展示はすっかり影をひそめ、見るだけの展示になっている。館内の少なくないスタッフが、こちらを認めるたびにあいさつをしてきて、落ち着かない。展示物の説明はラベルのみで、表記は日本語のみ。なにかおかしい。閑散とした館内もそう思わせるのだろうが、みんぱくはすっかり黄昏ステージに入っている。
詳しすぎる年譜で(私生活に一切ふれていないのが奇異)、彼の60歳と今の自分とを比較して(もしょうがないのだが)退館した。
☆おまけ
地元のスーパーで。
「ミネラルウォーターは一人一箱までとさせていただきます」
別のスーパーでは、
「一人二本まで」