2011/08/08

「夏休み」

先週末は富士山麓のwさん家のお世話になった。

初日は河口湖の花火大会。丸ごと煮物などの夕食をいただいてから、みんなで大石公園まで繰り出した。間近で花火を見るのは何十年ぶりだろうか。子どもの頃を思い出しながら、見ていた。「たまや〜」と声をかけそうになったのだが、誰も口にしない。耳に入るのは「すごい」と「きれい」。もちろん、同調した。

予定では9時までだったのだが、過ぎても上がる。そろそろ終わりかな、と思って車に乗ると、まだ続いている。しかも大輪だ。同じような疑問を持つ人はいる。「花火大会の終了を知る手がかりは何か」。答え

23時すぎぐらいに、yさんが出立。

 

翌日は西湖で、湖畔サイクリングと初カヤック。

岸をバックで離れ、そのままずっとボート風に漕いでいたら(上左写真)、wさんが崖の上から「はんた〜い」との声。どうやら、カヤックは前に向かって漕ぐらしい(上右写真)。カヤックの写真を思い出したら、確かに前進している。


たっぷり遊んだあとは、うっそうとして暗い樹々の奥(このあたりがいわゆる樹海らしい)にある龍宮洞穴を案内してもらった。地上に出ると眼鏡のレンズが曇った。

家に戻って、丸ごとトマトの(コロッケ)カレーのお昼。そのあとは、oさんが持っていた「笑ってさよなら」を見ながら、笑ったり、ゆったり。夕方まで雷鳴の連続。

夕食は、支度中からいい香りのしていたイカと茄子のパスタ…

最終日。出発前、温湿度計を確認すると、22度、90%。それぐらい、よく雨が降り、涼しかった。肌もうるうる。

駅まで送ってもらった。下界に向けて出発。

おまけ あとでわかったのだが、家の中のBGMはファド音楽だった。落ち着く。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...