2011/08/28

ミツバチの羽音と地球の回転

鎌仲監督のトーク付きとのことで、下高井戸シネマで、ミツバチの…を見に行った。
補助椅子が満席で、さらに中央通路は床に座る人で埋まるほどの入場者数。

話の中で出たことをいくつか(隣の人はずっとメモしていた)。
・原発事故はいまなお進行中、収束の方向に向かっているように報じられているが。
・福島で診察した小児科医の山田真さんによれば、鼻血や下痢の止まらない子が出ている。
・どうすれば福島を救うことになるのか、食品を買うことがいいのか。
・福島では、子供たちが福島産の作物を食べているが、それでいいのか(外部被爆+内部被爆)。
・東京では日の出町が福島のがれき受け入れを承諾し、焼却することになっているが、それでいいのか。
・難しい問題ばかりだが、一人一人がミツバチのように声をあげよう。

映画は、祝島とスウェーデンでのインタビューと取材から構成されている。
エネルギーに関しては、「電力消費の適正化」(何でもかんでも電気で賄うのではない+電力使いすぎの見直し)と、「再生可能エネルギーの活用」が車の両輪であること。
消費するだけの生活から受け継ぐ生活へ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...