2012/06/18

心の形

今日の院ゼミで、心の形が話題になった。レヴィンの図では楕円形がよく登場する。
そこで院生に心を絵で書いてもらった。一人は、氷塊をイメージした三角形。精神分析の意識–無意識図が念頭にあると言う。もう一人は円。特に根拠があるわけではないけど、「なんとなく、そんな気がする」。
それを受けてボク。
「心」という漢字の成り立ちをまず説明。「心」の元になっている金文はおちんちんに見えなくもない心臓。かつて心は心臓にあると思われていたし、腹にあると思われていた時代もある(読んだばかりの安田登さんの受け売り)。
円ではなく、なぜ楕円か。楕円だと転がらない。だから上下左右による説明も可能になる。とか言ってお茶を濁した。