2012/07/05

好きな人

東京新聞「紙のつぶて」で、山崎ナオコーラさんの連載が始まった。
冒頭の一句。「生きていると、好きな人がどんどん増えていく」。
で、「これから毎週、好きな人のことを書いていきたい」。初回の好きな人は熊谷守一さん(ネコの絵がいい)。
左は彼女の好きな「日輪」。

芸術は本来作品に向かうはずだが、どうしても「作家像を得ようとしてしまう」。
人間に関心が向かうのはわたしも同感だ。

◎おまけ
 所属学部の広報ブログを始めた。オープンキャンパスも近づいて来たし、一人でも多くの人に知ってもらいたくて。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...