ものを捨てられる人と捨てられない人(この言い方が既にイデオロギー的だね)を研究する研究会の帰り、東銀座に回って、いわて銀河プラザに寄った。
にぎわっている店内を見ると、なんとなくほっとする。
入口付近で三陸海宝漬を売っている。その隣で、ゴーヤを売っているではないか。
えっ、と思って、覗き込んだら、一本どうですか、と言われてしまった。80円と書かれている。
イボイボだらけの外見といい、色つやといい、そして大きさも、ゴーヤに瓜二つなのだが、それでもキュウリなのだという。
家に帰って輪切りにしたら、中の種のある部分が円ではなく、矩形だった。ふしぎなキュウリだ。味はふつうだが、切る前も切った後もインパクトがある。
キュウリの名前が思い出せない。