2012/07/09

『教職員がつづる東日本大震災』

宮城県教職員組合の作った報告書。第1集が最初に出、その後、第2集が刊行されている。


内容は、
当日のようすから、その後のようす。
当時、作った学級通信。
子供たちの作文。
被災前後の写真。
もりだくさんの内容だ。

驚いたのは、こんなさなか、定期人事異動が発令されていること。慣れない学校で、慣れない仕事。遅らせてもよかったのではないだろうか。学校は集団避難場所になっていることもあり、先生たちは学校と避難場所両方の管理を担っていた。

実費以下で頒布中(2冊買っても1200円、送料も負担してくれる)。
問い合わせは022-234-0141か、miyakyoso@mtu.or.jp。


フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...