2012/12/10

koka

午後は『子供の科学』(通称koka)編集部の取材。取材テーマはメールリテラシー。話の内容は2月号に載る予定だ。

発行元の誠文堂新光社を知ったのは『月刊天文ガイド』がきっかけだった。
天文ガイドの創刊年は1965年。ボクが天文に興味を持ち始めたころだ。
当時、天文関係の雑誌には『月刊天文』があった。また兄からは『自然』を勧められていた。しかし、前者は中学生には難しく、後者は天文は一分野でしかなく、いまひとつ乗り気になれなかった。そんなとき創刊されたのが同誌で、創刊号以来、しばらく定期購読していた。
今回、取材申込があったとき、その天文ガイドが一気に一気に思い出され(kokaも、増刊号含めときどき買っていた)、同社への恩返しのチャンスと思い、二つ返事で引き受けた。
そうした思い出話をメールに書いたら、ありがたいことに『子供の科学』と一緒に『天文ガイド』の最新号もおみやげに持ってきてくれた。40年ぶりぐらいに見る表紙だ。
表紙は、ロゴもそのままで、基本レイアウトも変わっていない。なつかしいかぎりだ。

天文ガイドはしばらく持っていたが、いつかの引っ越しで、東海大付属高校の天文部にあげてしまった。どうなっているのかなあ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...