2013/01/26

沢田マンション

沢田マンションのフィギュアを発見
高知から戻った。

昨夜のひろめ市場での(楽しい)打ち上げで、こんな所で?という意外な名前が出てきた。沢田マンションだ。しかも、明日、そこに行く予定とか。またまた、うれしいびっくり。もちろん同行を願い出た。

以前、『沢田マンション物語』を読み、一度行ってみたいと思っていた。それにもかかわらず、行く機会などないと思っていたのだろう。所在地をまったく記憶していなかった。ああ、あの沢マン(と略すらしい)の近くまで来ているとは。

今日、その人のレンタカーで沢田マンションに連れて行ってもらった。視野に入ったとたん、その軍艦のような、サグラダ・ファミリアのような、偉容に圧倒されてしまった。

大家さん(沢田さん)に電話をし、さっそく見学させてもらった。まず各階に大物を運ぶためのリフトがでかい。あちこちに古い発動機が置かれている。内部は、えっ、こんなところに階段?通路?という感じで楽しい。迷路のようでもある。屋上の赤クレーン(kenkenX5さんのブログ)も含め、全体がアート作品だ。

マンションの周囲もぐるっと歩いたのだが、沢マンに影響されたのか、あるいは沢田さんの作品なのか、似た雰囲気の建物がいくつかあって、楽しい光景が展開している。

帰り、大家さんが作ったものだろうか、入口脇にある「良心市」に置かれていた小粒みかんを買った。10個ぐらい入っていて100円。

見学マップを見ると、沢マンウィークリーの案内が載っている。一人一泊3500円。ふつうの部屋は月35,000円。今度、高知に行ったら泊まってみようぜよ。

沢田マンション物語を再読しよう。

沢田マンションブログ(facebookもある→http://www.facebook.com/sawada.Apartment)


以下は、『沢田マンション超一級資料』による紹介文。
人間ここまでできる! 夫婦二人でつくった超絶マンション「沢田マンション」は、高知県にあるオーナー夫婦ふたりで自作した 地下1階、地上6階建ての賃貸集合住宅。 現在もオーナー家族の手により増築中。 世界最大のセルフビルド建築としても知られている。
5階まで車で行けるスロープ、屋上緑化(水田!)、庭園と池を完備? 生活の創意工夫をユニークに実現し、畑断熱、有機物の循環なども、 独自の発想と合理性で成し遂げた。
間取りがすべて異なる住戸配置、バルコニー兼用の広い通路など、 経済原理の下では実現できなかったアイディアの見本市。 これからの集合住宅を考えるヒントが満載。 建築界においては評価されず、一般には好奇の目でしか見られてこなかった 「沢田マンション」を、新しい生活空間として解き明かす。
若い建築家、クリエイターの巡礼地となっている沢田マンションの魅力を全解剖!
「社員研修は沢マン! みんなも一度、見といた方がええ。」 --海洋堂代表取締役・宮脇修一推薦

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...