2013/03/01

辞めるとき

今日は学部教授会の後、今年度最後の全学教授会が開かれた。その教授会終了後、今年度で退任される教員のあいさつがあった。

お礼の一言のみという潔い人もいれば、着任以来の経緯を思い出すように話す人もいる。大学への期待が大半という人もいる。人柄があらわれる。聞く側とすれば、饒舌すぎるのも困るけど、心境を聞いてみたい衝動には駆られる。

いますぐではないけど、ボクはどうしよう。いざとなれば(笑)、欠席という手もなくはないが。

来月から、9年目の国分寺生活に入る。もう9年とは。早い、早すぎる。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...