2013/06/21

選書ツアーに参加した

学内企画の選書ツアーに参加した。行き先は紀伊國屋書店本店。

教員は付き添うだけと思っていたら、選書してもいいという。さっそくカゴを手にまずは3階へ。好きな本が自由に買えるなんて、至福のひとときだ。

途中で、「Scripta」夏号、「子育てに役立つ!聴き書きスタートBook」「じんぶんや第89講」を入手したり、店内を気ままにブラブラ。

ボクがカゴに入れた本——後期の授業で使う、山岸さんの社会心理学の本、ドリアン助川の老子の本、『技法以前』。パラパラめくっていて、第7章の「プライバシー、何が問題か」が気になったからだ。あと、柳父さんの『未知との出会い』。夏の韓国研修用に『さよなら、韓流』。授業の学生向け参考書として『排斥と受容の行動科学』。ここで、1時間の選書タイムが尽きてしまった。みすず書房の本とか見逃した。

いずれ本が届いたら、ポップを書く約束だ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...