「本名使用度」* を従属変数とする重回帰分析(説明率 = .150)
独立変数:性別、年齢、学歴、同胞サイズ、親の民族意識、民族教育接触、被差別経験、民族団体参加、父親の職業階層(太字はp < .05)
*「本名使用度」:1 すべて通名、2 ほとんど通名、3 どちらかといえば通名、4 ほぼ同じ、5 どちらかといえば本名、6 ほとんど本名、7 すべて本名
「なじんだ名前で生きることが、自然な行き方だ」という感覚が、むしろ、現在の在日韓国人青年(3世:引用者注)の通名刺用の根拠となっている。調査票と単純集計
参考文献
原尻英樹 1989 在日朝鮮人の生活世界 弘文堂
伊地知紀子 1994 在日朝鮮人の名前 明石書店