『茨木のり子の家』。
最初に出てくる詩は「わたしが一番きれいだったとき」。
片桐ユズルによって英訳もされている。When I was most beautiful
ピートシーガーも歌っている。
この本の中に「食卓に珈琲の匂い流れ」という詩がある。
「さながら難民のようだった新婚時代」のあと、生活が落ち着いておいしい珈琲が飲めるようになったときの喜びを歌った詩だ。
読んでから、一杯煎れた。
「研究室に珈琲の匂い流れ」
写真のページで懐かしいガラスを目にした。
「このは」という型板ガラス。
今は作っていないらしい。残念。