堀切駅は駅名の看板が変わっただけで、あの駅舎はそのまま。駅前のラーメン屋もそのまま残っている。まるで、ジオラマをそのまま実物大にしたような雰囲気だ。その意味では現実感がない。各駅しか停まらないのも、レトロ風雰囲気作りに貢献している。
かたや北千住駅。電気大ができて、駅出口も「東口(電大口)」に変わっていた。駅に隣接するようにキャンパスがあり、校舎の間にスカイツリーがのぞく。学園通りという名前の商店街(正確には学園通り旭町商店街)も電気大シフトかと思ったが、違った。足立学園という中学校高校が由来だった。ハイテクキャンパスと商店街の雰囲気とが対照的で、一瞬、どこにいるのかわからなくなる。北千住のような、でないような。いろいろな人が出入りすることが前提で、教室部分への入口には電子ゲート(自動ゲート?)があり、IDカードがないと入れない。オフィスビルのようだ。首からIDカードを下げている人が多い。
帰り道、商店街のお豆腐屋さんでがんもどきを買った。創業80年とのこと。これぐらいであれば、Since 1935とうたってもいいのでは。モラスキーさんによれば、Sinceが使えるのは50年以上経っている場合とか。
