Kさんと銀座散策。
今日のメインは奥野ビル探検。
周りのビルを圧倒するようなしっとりした外観。入ってもいいのだろうか。お邪魔しますと声をかけてから中へ。
正面は、銀座初というエレベーター。エレベータは完全な手動式。ドアの開閉にちょっと力がいる。最上階の7階をめざす。
前身はアパートだったが、いまや全身が画廊ビル。ビル自体も作品のよう。
最初、各部屋にいる人が画廊のオーナーなのか、作家なのか、留守番なのか、さっぱりわからず、話していてもとんちんかん。慣れるまでに時間がかかった。1階ずつ階段で降り、地下1階まで行き着いたところで、ようやく、このビルの文法がわかった。まず、目の前にいる人が誰なのか確かめよう。
人も空間も浮世離れしていて、この世のものとは思えない。荒木町を歩いたときの感じに似ている。無事戻れたのが不思議なくらい。
現代に厭きたら(飽きたら、かな)、奥野浴!
LIXILギャラリー、日本橋高島屋(表記はタカシマヤらしい、Wi-FIが使える)、コレド室町と、歩き疲れての夕食は、コレド室町2地階の日本橋玉ゐ。
◎備前焼の神戸光昭さん(上の写真)。北谷陶画房 0869-22-3919