スマホやガラケーなどの携帯機器は……
「等」「など」の多用も社会の非寛容を反映しているのかもしれない。習慣になっている人も見かける。
「等」「など」が何をさすのかわかっているのであれば、それらをあげるべきだし、はっきりしないのであれば、「スマホやガラケーといった携帯機器は……」で十分。
どうしても使いたいのであれば、たとえば「主としてスマホやガラケーといった携帯機器」「スマホやガラケーに代表される携帯機器」あたりか。
「等」を入れておくと、何かあった時に好都合なので、役所などでよく使われる。
予算で「切手など」1万円として計上しておけば、この費目で「はがき」を買ってもとやかく言われない。さすがに、この枠でお菓子を買う人はいないと思うが、論理的には可能。
2019年7月14日改訂