2014/12/27

忘年会

吉祥寺で忘年会。
先日の忘年会では前立腺談義で湧いたがw、今日はもっぱら出版界の話題。
話題に上った本は、ピケティの『21世紀の資本』。12/8に出たばかりなのに既に4刷。
その場でみすずのサイトにアクセスすると、

[重版中です]まことにおそれいりますが出来までしばらくお待ち下さい

1冊6千円もする本なのに。

加藤晴久氏によれば、「フランス経済学界は意気軒昂である」。今年のノーベル経済学賞はフランス人のティロル(TSEの創立者)。IMFが発表した「いま世界でもっとも影響力のある45歳以下の経済学者25名のリストにフランス人は7人」(「ル・モンド」10月30日付)。日本人は含まれていない(『機』141号)。


出版社のPR誌で0円読書ができる。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...