とびらプロジェクト 第4回オープンレクチャー「人々を排除しない参加型デザインへ!」へ現実逃避。
冒頭は、ジュリア・カセムさんの報告。
題は「インクルーシブミュージアム - 幅広い人々の関わりをデザインする」。ExtremeがわかればMainstreamがわかる。
報告では、いろいろな人のいろいろな試みが紹介された。
- 子供たちにカメラを渡し、好きなものを撮影してもらう。それらの写真に本人と相手が別々にキャプションを付ける。もう一つの見方を知る機会。
- 同じ家系の素足が並んだ写真。遺伝的に近くてもこんなに多様!
- 処方箋の代わりに、ミュージアムのチケットをあげる。
- Museum of Broken Relationship(クロアチアに行ったらぜひ!とのおすすめ)。誰にもある「別れ」がテーマ。ストーリーがいい。
- Imperial War Museumは、銃の代わりに双眼鏡を置いている。銃で敵を狙う代わりに、双眼鏡で遠くに貼ってある小さなキャプションを見る。
別の話だったが、「よく読む雑誌と新聞を聞けば十分!」は「目から鱗」。でも、いまの若い人には何を聞けば、その代わりになるのだろう。
パネルディスカッションでは、娘さんのライラ・カセムさんも発表。彼女は「綾瀬ひまわり園」と活動している。二番めに話した松下計さんが紹介してくれたT-shapedはいろいろ使えそう。