2016/02/05

新刊コーナーの二人

書店で新刊の書棚を眺めていたら、たまたま脇にいた同僚が話しかけてきた。
手にしているのは、永井義男の『江戸の糞尿学』。

「つい、手に取っちゃうよね。こういう本。タイトルもいいし、おもしろそう」
カバーも気になる。

「リサイクルは大事」
異論はない。

「かつて日本はすべてが回っていた。ヨーロッパはゴミにしていたから、不衛生きわまりなくて、疫病も流行った」
 確かに香水も流行った。

「学」と付くあたりが好奇心をくすぐる。

ボクが買ったのは『なぜ、あの「音」を聞くと買いたくなるのか』。
最近、騒音計で遊んでいる。と言っても、LINE Toolsによる簡易測定。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...