2007年は高齢化率(総人口に対する65歳以上の占有率)が2割を越え、「超」高齢社会が話題に上った年である。
ボクもいまや「秘訣」が必要な年齢になろうとしている。そうっと最後のページを繰った。いちばん最後の文章を引用しよう。すっかり忘れていた。
妻から見て、それまで自分の城だった家に夫が毎日いるようになるというのはまったく別の生活が始まるということである。そのことを夫も自覚し、新たな気持ちで夫婦生活を送るのが良い。この卒論を書いたのは女子学生。父親に見せたのかもしれない。
夫には定年退職後は「別の生活が始まる」という自覚が必要。その根拠は、老夫婦へのインタビューと新聞記事の内容分析だ。「おっとー」なんて言わないで、自覚しよう。