『女性自身』 8月17日6時1分配信
「まさか娘がオリンピックに出場できるなんて思いもよりませんでした。主人は最近まで、ほとんどルールも採点方法も知らなかったですし……」
そう控えめな口調で語るのは、水泳飛び込み女子・10m高飛び込みの板橋美波選手(16)の母・美智子さん(45)だ。板橋選手は高校2年生。だが、世界でも彼女以外には誰もできない大技「109C」(前宙返り4回半抱え型)をひっさげ、リオ五輪に臨む。
“美波”という名前はまさに飛び込みの選手にふさわしいが、両親にとって、この競技は未知の世界だった。美智子さんも父・秀彦さん(47)も、全国大会の出場経験もある柔道有段者なのだ。
「ですから、『美波』と名付けたときも、飛び込みなんて全く頭になくて(笑)。後づけですが、海の波が光る美しさは心を落ち着けてくれますからね。そんな輝きとともに、美波が見る人を癒す存在になってくれたらと願っています」(美智子さん)。
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お母さんの名前が1文字入っている。