2016/08/29

増えている

「陸上自衛隊は、28日、東富士演習場(静岡県)で、国内最大の実弾演習「富士総合火力演習」を一般公開した。観覧チケットには14万7831件の応募があり、倍率は28.6倍。昨年の28.8倍に次ぐ高率だった。招待客と合わせ、2万6849人が見学した。2012年からは毎年、演習場を離島に見立て、上陸して侵攻してくる敵を撃退する想定で演習している。隊員約2400人、戦車や装甲車約80両、大砲約60門、攻撃ヘリなど航空機約20機が参加し、約36トン(3億9千万円分)の弾薬を使った」(朝日新聞)。
 2014年、13万3千応募、倍率24倍
 2013年、11万6千応募、倍率20倍

佐藤正久議員のフォロワーは16万4千。
 ある新聞に参加者の一言が載っていた。「戦車が実際に使われないことを祈っています」。感想はこの人の分だけ。あまりにも紋切り型で毎年使えそう。それとも感想を求められたほうが心得ているのか。そのうちに「実際に使われてしまう」。むしろ、なぜ見に来たのか、それを浮き彫りにした記事を読みたい。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...