しばらくして友人もできた。(略)同い年の男で岩間くんといった。「キヨシって雰囲気だね。漢字はセイケツのケツかな」。そう当てずっぽうにいうと彼は非常に驚き、どうして知っているんだろうとうろたえた。(略)そして「郎」が最後につけばよかったののにとつぶやいた。「どうして?」ときくと、「そしたら、“いわまきよしろう”になるだろ? 俺、RCサクセションが好きなんだ」。
上等だ。ぼくもRCや忌野清志郎が好きなことでは負けていない。彼の下宿に行ったり自分の部屋に呼んだりして、音楽の話をしまくった。
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「昭和最後」の年、1989年のできごとだ。著者の原田さんは1970年生まれ。外見と名前の一致は意外に高いという研究がある。研究自体はイスラエルとフランスで行われ、名前の選択肢から選ぶというもの。
原田和典 2017「書道セットとロックンロールオリンピックと私」『トラベシア』Vol.2, 84-86. から
2017/06/25
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
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バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
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■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
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『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...