2018/01/05

かんたん昼食

退職して10ヶ月目。家にいる時間が増え、結果として、お昼を家で食べる機会も、その昼食を作る機会も増えた。さいきん重宝しているのが蒸し鶏と茹で鶏。胸と腿は適宜交代する。
レシピはたくさん出ている。いま使っている茹で鶏レシピは、下記の新谷友里江バージョン(オレンジページ)。一回作ったら数回使える。

鶏胸肉2枚450g
・脂肪を取り除き、両面に塩小さじ1/2をまぶす。
・鍋に、水2カップ、酒1/4カップを加えて、蓋をして中火にかける。沸騰したらアクを取り弱火で3分茹でる。裏返し蓋をして3分茹でる。あとは余熱で火を通す。
・冷めたら、茹で汁ごと冷蔵庫に。3、4日保存可能。

本番では、これを煮汁ごと小鍋に入れ、あり合わせの野菜を加えるだけ。肉は生ではないぶん、気分的に楽。

さて、お昼。きょうは、トマト、ブロッコリー、きのこに牛乳をプラス。トースト1枚(レーズン添え)とみかん。

今朝の新聞。日本の首相の発言として「時代の変化に応じ、国の形、あり方を考える、議論するのは当然のことだ」と憲法改正に言及。憲法はわれわれの理念、理想。合わせるのは時代であって憲法ではない。そもそも憲法は法律ではない。ましてや考えないし議論もしない彼に「議論するのは当然」と言われてもなあという気持ちしかない。大学でも「時代の要請と社会のニーズに対応した」教育研究をキャッチフレーズに掲げるところがある。「対応」に批判や抵抗の意味はないだろうし、「順応」としたほうがむしろすっきりする。大学の理念が見えない千鳥足的惹句で伝わってくるのは危うさだけ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...