5日夜、トランプ大統領が一般教書演説を行った。例年は1月最後の火曜日、今年だと29日に行われるが、政府機関の一部閉鎖で一週間延期された。
議場にはホワイトハウスや議員らによる来賓も参加。今年は、ノーベル平和賞を受賞したイラクの女性人権活動家ナディア・ムラドさんが共和党議員の招待を受けた。さらに、名字がトランプであるために学校でいじめを受けている東部デラウェア州の6年生、ジョシュア・トランプ君も。メラニア夫人らの支援に感謝しているという。
民主党下院議員はトランプ氏所有のゴルフ場で就労許可なく働いていた女性を招いて不法移民問題を提起、同上院議員は壁建設費をめぐる与野党対立による連邦政府機関の一部閉鎖で仕事ができなかった航空管制官を招待した。
大統領や議員は招待客を通じて自身の強調したい政策をアピールする。